ライフスタイルに合った水選び
04.

料理・飲料に合う水

articles

料理や飲料の味わいを左右する水、
安全・安心な水選びが大切!

 次に、私たちのライフスタイルと水との関係を見てみましょう。料理をつくる時や、日本茶やコーヒーをいれる時にも水を利用しています。水によって、料理や飲料は一段とおいしくなります。どのような水を使うかによって料理や飲料の味わいが左右されます。安全・安心な水をうまく使い分けることで、食生活は快適なものに向かうのです。

料理と合う水~和食には軟水、洋食には硬水

...

ご飯を炊く

日本食の中心はやはりご飯ですが、お米は乾燥した状態から水につけた状態のときに最も水分を吸収。したがって、お米を研ぐときに軟水のミネラルウォーターを使うと、ふっくらと甘みのあるご飯が炊けます。反対に硬水で炊いてしまうと、カルシウムが米の食物繊維を硬くし、ふっくらと炊き上がりません。

...

だしをとる

だしの味も軟水を使うことでよりいっそう引き立ちます。ミネラルの多い硬水では、鰹節や昆布のうま味成分が溶けにくく、さらにはカルシウムやマグネシウムがうま味成分と結合することで、灰汁(あく)が出やすくなってしまいます。その点、軟水はうま味がほどよく抽出され、味全体に丸みのあるおいしさが出ます。

...

洋食の味付けをする

パスタやピザをはじめ、洋風の味付けにする料理には全般的に硬水が合います。チャーハンやパエリアといった米料理の場合も、硬度が120ミリグラム/リットル程度の中硬水を使うと、お米がパラパラになり、よりいっそう本格的な味が楽しめます

飲料の味を左右する水

...

日本茶と水

日本茶には水の硬度が高くなると、うま味が減少する性質がありますから、軟水がよく合います。軟水の多い土壌で育まれた日本の茶葉には、やはり「日本の生水」が最もいい味を出します。

...

紅茶や中国茶と水

紅茶や中国茶は、うま味よりも香りを楽しむお茶ですから、やや硬度の高い硬水との相性が良いようです。ただし、紅茶も中国茶も種類が豊富ですから、個々のお茶に合った水を選んだほうが、よりおいしく飲めます。

...

コーヒーと水

一般的には、軟水でいれると豆本来の香りや味を引き出し、コーヒーそのものの特徴が出ると言われています。一方、苦味を強くしたい場合は、マグネシウムの多い硬水を使うと、よりいっそう苦味や渋みが強くなります。