水のおいしさを決める要素
06.

おいしさを決める要素

articles

飲み水の「おいしさ」は何で決まる!?

おいしい水は、「ミネラル」「硬度」「水温」などのバランスで成立!

全く何も含まれない純水がおいしいと思われがちですが、これはおいしくなく、水の味を決めているのは、それに含まれるミネラルなどの成分。水に味があるというのは、飲み水が純粋なH2Oではなく、ミネラル成分(カルシウム、マグネシウムなど)を溶かし込んでいるからなのです。

1984年、当時の厚生省(現・厚生労働省)は『おいしい水研究会』を発足。「おいしい水」とは何かを導きだそうとした結果、下表に示した7項目の「おいしい水」の条件を定義。水のおいしさは、成分だけでなく、「水温」によっても左右されることを表しています。

おいしい水の条件<旧厚生省(現・厚生労働省)1984年>

1.蒸発残留物
(30~200mg/L)
主にミネラルの含有量を示し、量が多いと苦味等が増し、適度に含まれるとまろやかな味がする。
2.硬度
(10~100mg/L)
ミネラルの中で量的に多いカルシウム・マグネシウムの含有量を示し、硬度の低い水はクセがなく、高いと好き嫌いがでる。
3.遊離酸素
(3~30mg/L)
溶け込んでいる炭酸ガスや酸素の量を表す。水にさわやかな味を与えるが、多いと刺激が強くなる。
4.過マンガン酸カリウム消費量
(330mg/L以下)
有機物量を示し、多いと渋みをつけ、多量に含むと水の味を損なう。
5.臭気度
(3以下)
臭いがつくと不快な感じがする。臭気度 3以下とは、 異臭味を感じない水準。
6.残留塩素
(0.4mg/L以下)
水にカルキ臭を与え、濃度が高いと水の味をまずくする
7.水温
(20℃以下)
冷やすことによりおいしく飲める。体温と比較して20~25℃低い温度(10~15℃)の水がおいしいとされている。